イタリア ナポリでちょっと嫌な気分になった話

世界一周 around the world

ポンペイに行きたいがために、ローマからの乗り換え駅のナポリで宿泊することにしました。
おすすめはナポリに2泊して、ポンペイに向かう方法。荷物もナポリのホステルに置いて行けるし便利です。
ちなみに私は1泊しか取らず7kgのリュックを背負って32度の炎天下の中ポンペイを散策したので、4時間で限界を迎えて早々に退散しました。ポンペイのブログはこちら

治安の悪さ

ナポリは街の雰囲気がどことなくアジア。
クラクションは鳴り響き、道にゴミはたくさん落ちており、物乞いの人が非常に多いです。
駅前なのにトイレの匂いが香ってきます。
もっと港町で爽やかなのかと思っていたので衝撃的でした。

泊まったホステルで一緒になったフィリピンのマダムが、友達がここナポリでスリにあって全て失った話をしてくれました。
どうやら2人組で、1人が後ろから声をかけた隙にショルダーの紐を切ったみたい。


ホステルに着いた瞬間仲良くなったので、
「必ずバッグは前で抱えて、上着で隠していくこと。」
「スーパー行くなら私も着いて行くから言ってね!」
「9時までに帰ってくるんだよ!!」
と本当にお母さんのようにアドバイスしてもらいました。
ナポリ唯一のステキな思い出。

ナポリピザ

ナポリの本場でピザが食べたいな〜と思って、調べた結果出てきたL’Antica Pizzeria Da Micheleにいきました。

スタッフで整理番号をもらい、電光掲示板に番号が出たら受付に行くシステム。
スタッフさんが現金だけだよ、と言っていたのですぐ隣にあったATMでお金を調達。
18時台かつ1人なのもあって、ものの10分も経たずに呼ばれました。

分業制

席に着くと、
テーブルクロス係
カトラリー係
コップを置く係
注文係

が順番に回ってきます。
テーブルクロスをひく人に注文すると、華麗に無視されます。また、飲み物は甘い炭酸系しかなく、好きではないので頼まなかったら??な顔をされました。きっと頼むのが当たり前なのかもしれません…

ピザは熱々で最高に美味しかったです。
5.5€でこのボリューム感!
隣の3人組の女の子は2枚をシェアして食べていました。
何かの記事で1人1枚食べないのはありえない!と読んだことがあったので死ぬ気で完食。
生地がペラペラなので、端から巻いて食べればあっという間になくなります。

ちょっと嫌な思い

大きなピザを食べて満足して支払いに行くと、前で支払いをしているカップルが受付と揉めてカードで払っている!!!

カード使えるじゃん…

普通に考えて、キャッシュレス決済が進んでいるイタリアで現金だけなわけない。

私は素直に現金で支払いましたが、サービス料1€+ピザ5.5€でした。
現金で支払ったあと、お釣りを返す前に「チップ!チップ!」と激しく要求されます。
店員さんがお釣りを持ったまんまです!
しかもサービス料とは別にチップを払うのか…と文化の差にびっくり。
そしてカード払いをさせない理由はここにあるんだ、と感じました。

私は衝撃的すぎて、もはや何ユーロが相場なのかもわからず全て渡してきてしまいました。
今思えば1€くらいでよかった。

結局10€のピザを食べたことになりましたが、普通のレストランで食べることを考えたら安いよね!!
と開き直ってホステルに戻りました。


お金関係で揉めるのと、気持ち悪いおじさんに絡まれるのが、旅で一番苦手です。

おまけ イタリアでみつけた日本語

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